楽しい終活ライフ「医療体制が整ったリゾート地の選び方(国内篇)」

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リゾート地における医療体制について

リゾート地に足を運ぶ際、「持病がある」「高齢で体力が不安」などの事情があると、どうしても医療体制が気になります。
この記事では、リゾート地における医療体制について解説していきます。

国内のリゾート地における医療体制

医療体制が充実しているリゾート地を選び、万が一の不安を無くすという考え方が大切です。

AEDはほぼ常設

近年、AED(自動体外式除細動器)は人が集まる場所ならばほぼ常設されています。大型商店やホテル、レジャー施設など、設置されている可能性が高い場所は事前に把握しておきましょう。

救急車の到着時間

救急車がどれぐらいの時間で到着するかは、救命率を左右する重要な要素となります。救急車がたどり着きにくい場所はドクターヘリなども使われますが、救急車がすぐ駆けつけてくれることに越したことはありません。

周辺の救急救命センターとの位置関係なども確認しておきましょう。

日本国内のリゾート地の医療環境の現状

日本国内のリゾート地では、実際にどのレベルの医療環境が整備されているのかを紹介します。

AEDや応急処置講習

リゾート地には、ほぼAEDが設置されていると考えてよいでしょう。また、リゾート地や宿泊施設の職員は、定期的に応急処置や非常時の対応の訓練を行っていることが多く、その点も安心材料となります。

道路整備の状況

病院へ搬送は救急車が基本ですので、道路整備の状況が搬送の早さに直結するといっても過言ではありません。

日本のリゾート地の多くは幹線道路でつながってはいますが、山中などに入ると道路の整備状況も確実とはいえません。災害による道路の封鎖や、天候による道路の状況などにも気を配りましょう。

医療体制の整ったリゾート地を探す方法

旅行先を選ぶ際、医療体制の良い場所を探すための方法をいくつか紹介します。

インターネットで検索

宿泊先や旅行先の情報は、インターネットで探しましょう。比較サイトだけでなく、公式サイトから情報を確認することも大切です。

また、公式サイトを見てもわからないことや気になることがあれば、電話も活用して直接確認しましょう。

誤った情報には注意

口コミサイトやSNSなど不特定多数の人が書き込める場所では、情報の真偽を確かめるのが難しいのが現状です。

また、公式サイトであっても更新頻度の低い場合は、情報が古くなっている可能性ががあるので直接確認を取るようにしましょう。

公的機関のサイトも確認

交通整備の状況や病院の位置などは、公的機関のサイトで確認しておきましょう。あわせて、電話番号やメールアドレスを控えておくと安心です。

安心できる計画の準備

安心できる計画を立てられるよう、準備段階から気をつけておくべきことや、外出中に備えておくべきポイントなどを解説します。

情報収集

まず、最も重要なのは情報収集です。情報があれば、緊急事態に陥っても冷静に行動できます。ただし、インターネットの情報は正確性に欠けるものも多くあるので、量よりも質を重視しましょう。

同伴者と一緒に準備する

年齢を重ねると、身体能力の衰えから自己管理できる範囲が狭まってきます。とくに持病などがある方は、可能な限り一人での行動を避け、常に誰かと行動するようにしましょう。

また、持病などはすぐに周囲の人に伝えられるようヘルプカードなどを携帯しておくと対処がスムーズになります。

寒暖にも気を配る

日本は世界でも有数の南北に長い国です。加えて四季も明確で、寒暖の差が非常に激しい環境です。移動の際は気候の変化による影響を考えておかないと、体に思わぬ負担がかかります。

まとめ

高齢になり、最後にリゾート地に観光へ行きたいと思っても、万が一のことがあっては楽しい旅行も後悔しか残りません。

日本は医療水準が高く、国内の多くの施設にはAEDも設置されていますが、事前の準備を怠ってはいけません。楽しい旅行にするために、情報収集を欠かさないようにしましょう。